軽量なバンド型のアクティビティトラッカーから、運動の記録に適したGPS搭載モデルまで、目的に応じて多彩な製品をお選びいただけます。
手軽に始めたい方へ!
無料のアプリを活用しよう
グループでの健康づくりを手軽に始めるなら、スマートフォンアプリ「Garmin Connect Mobile」の「グループ」機能が便利です。
「グループ」を作成してチームのメンバーを招待するだけで、メンバーのステップ数(歩数)や運動アクティビティ・消費カロリーなどの情報を共有することができます。
他の人のアクティビティが見えることで、「みんなはあんなに歩いているんだ、私もがんばらないと!」とモチベーション向上に繋がります。またメンバーに「いいね!」を送ったりコメントを投稿したりできるので、コミュニケーションの活性化にも役立ちます。
導入事例
神戸元町商店街は様々な職種・年齢層から成る組織で、商店街の発展のために尽力したい!という気持ちの方が多くいます。しかし健康面で不安を持つ方も多く、「健康を気にはしているが、何をどうすれば改善できるかわからない」と思っていました。そこで、Garminのウェアラブルデバイスを活用して、組合員の健康を向上し、様々な年齢層が活躍できる商店街にしたいと考えました。また、「健康の為に取り組みをしている商店街」というアピールもしていきたいと考えました。
導入前のアンケートでは、運動習慣がある方が35%でした。
Garmin 調べ, 2022 n=20
20代〜70代の20名の組合員で構成されるメンバーに、Garminのアクティビティトラッカー「vivosmart 5」を1か月装着していただきました。期間中の目標として「1週間のステップ数(歩数)」を設定し、健康・運動習慣の改善に取り組みました。
90%の方が、デバイスの利用によって活動量の改善や、歩くことへの意識向上を実感していました。また85%の方が習慣の変化につながりました。
「今まで健康管理のやり方がわからなかった」という方も、日々の活動量や睡眠の質を具体的な数値で確認できたことで、毎日の歩数を意識するなど健康への意識が高まりました。
年齢層が高めの方もデバイスを活用していただけました。70代の方は、小さな画面のデバイスを使いこなせるか心配していましたが、計測したデータがスマートフォンアプリで見やすく確認できたため、安心して使用していました。
今回着用したvivosmart 5は軽量でコンパクトなため、毎日気軽に身につけられました。そのことが健康状態を継続してチェックすることの習慣化につながりました。
Garmin 調べ, 2022 n=20
1か月の着用後、vivosmart 5の製品の印象を伺いました。
参加した方のコメント
早稲田大学スポーツマーケティング研究室は、スポーツをする人・見る人を増やすことに学術的立場から貢献するため、スポーツ消費者の心理や行動を研究しています。海外からの留学生も多数在籍しており、国際的なスポーツ現場で起こっている事象を、マネジメントやマーケティングの切り口で分析しています。
今回、パソコンに向かう時間が長い大学院生の運動・健康習慣を改善するため、アクティビティ(主にはウォーキング・ランニング)の増加と、健康管理の促進を目的として導入しました。
さらに、ウェアラブルデバイスが人の意識および行動を変化させるプロセスを研究するためにGarminを導入しました。
導入前のアンケートでは、運動習慣がある方が75%、ウェアラブルデバイスを活用したことがある方が60%でした。
Garmin 調べ, 2022 n=20
20名の学生で構成されるメンバーに、Garminのアクティビティトラッカー「vivosmart 5」を1か月装着していただきました。期間中の目標として「中等度*以上のアクティビティ30分を週4以上実施」を設定し、運動習慣の改善に取り組みました。
*中等度の運動:身体的にやや負荷がかかり、少し息がはずむ運動
80%以上の方が、デバイスの利用によって運動習慣の意識向上、モチベーションの向上、習慣の変化を実感していました。またグループ機能の活用が目標の達成に効果的であることが分かりました。
Garmin 調べ, 2022 n=20
アプリの「グループ」機能を使うことで行動に影響があるかを調べるために、
「グループに加入した群」と「グループに加入しなかった群」で1か月後の使用感を比較しました。
その結果、グループに加入した群の方が目標達成度や改善に対する変化をより多く実感していました。
1か月の着用後、vivosmart 5の製品の印象を伺いました。
参加した方のコメント
初めてこのようなデバイスを使いましたが、健康に対する意識を楽しく持つことができるようになってきたと思います。Garminを使わない生活が不安だなと思うぐらい私の生活の一部になりました。
筋トレでどこの部位を使えているのかを確認できる機能はすごく面白くて、筋トレのモチベーションに繋がった。
元々水分補給や歩数などは気にしていましたが、Garminを使うようになってから前より意識するようになっています。また、毎朝睡眠の質をチェックするのが楽しみで、最近では日課になっています。
Garminヘルスデータを連携し
活用するためのソリューション
Garmin ウェアラブルデバイスで測定した、ユーザーのステップ数(歩数)、消費カロリー、心拍数、睡眠、ストレスレベル、BodyBattery などの健康指標データは、Garmin Connectを通じ記録されています。Health APIを活用することで、グループ全体のこれらのデータ履歴や、今日、明日以降のデータを取得することが可能になります。
そのデータは、健康管理アプリ、企業内で利用する企画関連のポータル、そしてデータを分析するためプラットフォームなどへ連携することができるため、健康増進企画やソリューション事業など幅広く活用することができます。
導入事例
共和薬品工業株式会社が主体となり、鳥取市、公立鳥取環境大学と一緒に、メンバーの生活習慣病予防・改善に取り組みました。
健康状態をモニタリングできるスマートウォッチと、自分のデータを自己管理できるGarmin Connect Mobileアプリ、そしてチームでの協力を促すピアサポートアプリといったデジタルヘルスを活用し、生活習慣を改善させることで健康で豊かな毎日を過ごせるように習慣づけることが本プロジェクトの目的です。
また、ヘルスケアデータの可視化により、意識変革そして行動変容を促す狙いもあります。長期では、これを鳥取市に広めていきたいと考えています。
共和薬品工業株式会社職員、鳥取市職員、公立鳥取環境大学職員及び学生の計25名のメンバーにGarminのアクティビティトラッカー「vivosmart 5」を1か月装着していただき、次のヘルスケアデータをトラッキングしました。
①ステップ数(歩数)
②睡眠
③ストレスレベル
参加者は、各グループ5名として、グループごとに毎日3万歩を目標と設定し、毎日歩数をアプリ上で共有しあいました。
参加者個人は毎日のデータをGarmin Connect Mobileで自己管理し、各グループでは期間中ピアサポートアプリ内でそのデータの共有やお互いのモチベーションを高めるメッセージのやり取りを行いました。主催側は、Garmin Health APIを活用することで、参加者の同意のもとそれぞれの分析可能な詳細データをGarmin Connectを介し取得し、ターゲットとしたデータ項目の傾向や生活習慣との相互関係を調査しました。
もっとも歩数が多かったチームは、1日3万歩の目標を100%達成し、チームで57799歩/日、1人あたり11560歩/日となりました。また、全チーム平均では、チームで43684歩/日、1人あたり8737歩/日、1日3万歩の全体目標達成率は、89 %でした。
目標を設定して運動に取り組むことで、高い割合で運動目標を達成することができました。
デバイス活用開始時と終了時に、「食事」、「睡眠」、「運動」、「歩数」、「健康知識」、「疲労」において、それぞれに対する意識の高さを聞くアンケートを行いました。その結果、いずれの項目においても、開始時に比べ、終了時でより良い結果が得られました。
参加者の平均睡眠時間は約6時間28分でした。
「1日の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満の割合が最も高く、男性32.7女性36.2%である。(令和元年 国民健康・栄養調査報告より)」との報告があり、今回の結果は日本において最も割合の多い範囲でした。
また睡眠の質を0~100のスコアで判定するGarmin独自の指標「睡眠スコア」は平均で63となり、Garminの基準では「普通」の範囲となりました。
コラム
「よく眠るために
お酒を飲む」はNG !?
飲酒が睡眠に与える影響とは
「寝つきが悪いので、よく眠れるようにお酒を飲んだ」という経験はありませんか? お酒を飲むことで本当に良く眠れるのでしょうか。飲酒による睡眠への影響を調べるために、参加者のうち3名(20歳以上、X, Y, Z)にご協力いただき、飲酒をした日の睡眠中のストレスレベル、BodyBattery、睡眠サイクル、睡眠スコアを調査しました。
その結果、飲酒をすると睡眠スコアが低下し、睡眠中のストレスレベルが上昇する傾向が見られました。また、飲酒量が増えるほど睡眠スコアが低下することが示されています。
飲酒時と非飲酒時の夜間(0時~7時)のストレスレベルを比較したところ、飲酒時の方がストレスレベルが高くなりました。
飲酒時と非飲酒時の夜間(0時~7時)のBodyBatteryの数値を比較したところ、飲酒時の方がBodyBatteryが低くなりました。睡眠前の飲酒により体の電池を消耗してしまっている可能性があります。
飲酒時と非飲酒時において、睡眠サイクル・睡眠スコアを比較したところ、個人差はあるものの、飲酒が睡眠時間、覚醒、深い睡眠に影響を与える可能性が示唆されました。
睡眠スコアは、飲酒日と非飲酒日の違いが分かりやすく出ています。飲酒が良い睡眠、質の良い睡眠をとるために、マイナスに働いていることが何となく想像できます。
飲酒量と睡眠スコアを比較したところ、飲酒量が増えると睡眠スコアが低下する傾向が見られました。Zのデータを見てみると1合未満では84と高い睡眠スコアを示しましたが、飲酒量が増えると睡眠スコアが低下する傾向が見られました。
Yにおいては、1合未満の飲酒日の睡眠時間が短いため比較が難しいですが、1合以上、2合以上、5合以上と睡眠時間を見ると、どんどん減っているのが分かります。
例えば、睡眠時間を削っての飲酒、飲酒が原因で眠りが浅い、早く目覚めてしまうなど睡眠時間が短くなるという経験がある人もいるかもしれません。その睡眠時間は睡眠スコアにも大きく影響しているように見えます。
・共和薬品工業株式会社
CNS領域(中枢神経領域)を中心としたジェネリック医薬品の開発、製造および販売を行っており、新薬や長期収載品も扱っています。また、医薬品にとどまらず、デジタルヘルステクノロジーの分野にも注力しており、「CNSトータルソリューションカンパニー」として、患者さんとそのご家族、医療従事者の皆さん、そして社会に貢献できる企業を目指しさまざまな挑戦を続けています。
・鳥取市
鳥取市は人口18万人の中核市であり、鳥取砂丘、山陰海岸ジオパーク、白兎海岸や天然温泉など、豊かな自然環境に恵まれ、そこで育まれる数多くの農林水産資源を有しています。また、電子機器類などの製造業を中心に発展した地域ですが、関西方面の交通アクセス整備や、企業ニーズに応じたきめ細やかな優遇制度やワンストップでの企業支援等により、食品、自動車関連など様々な分野の企業が進出してきています。
古くから生活圏を一体とする鳥取県東部の因幡地域と兵庫県北但西部の但馬地域で、連携中枢都市圏を形成しており、圏域一体で持続可能なまちづくりに取り組んでいます。
・公立鳥取環境大学
環境学部と経営学部の2学部で構成する鳥取県と鳥取市により設立された公立大学です。持続的な社会の発展を目指し、地域の自然環境や人と人とのつながりを大切にするローカルな視点を持ちながら、自然環境の保全と人類の経済発展の両面にわたりグローバルに活躍できるバランス感覚に優れた、地域とつながり、地域を担う人材、世界にはばたく人材を育成します。
商店街という、様々な業種から成りライフスタイルも違うグループにおいて、共通の取り組みを行ったことがとても有意義でした。特に健康に関しては、職種、年齢、性別に関係なく、常に身近な課題としてあったので、今回アプローチできたことがとても恵まれた経験になりました。
ステップ数の目標達成は少なかったですが、今回を期に自宅マンションのエレベータを使わなくなった。また、足上げ腹筋を行うようになった。これは素晴らしい変化だと思いました!
飲酒をすると睡眠の質が悪くなるので、お酒を控えることができるようになった。また、睡眠不足を解消する意識もできた。